ばあちゃんの遺言

ばあちゃんの遺言 子孫考

その昔、まだ若きころ、妻が云っておりました。

 

 

「いつか孫が生まれたら、その成長過程で、もう何でも好きなことをやらせてやるんだ」

欲しいといったら何でも買ってやる。

 

はぁ?

 

 

そして、孫の親に、「教育上よくないからやめて」と云われたら。

「子供の教育は親であるお前たちの責任だ!」と宣言したる!

 

 

なんで?

(当時、その理由を明かしませんでした)

いつかわかるだろう、とも思ったのでそのまま…

 

 

あれから十数年、心に描く決め事を実行に移すことなく…

 

ばあちゃん候補は、理由を話さぬまま、

40代の前半で病に倒れあの世に旅立ちました。

 

 

そのことがずっと気になっていた爺さんも、四人の一人子育てに奔走した日々で理解できたようです。

自分自身、大したことはできなかった反省から、やっとその理由が分かってきました。

 

 

あいつも子育てに苦労していたんだな…。

俺ももっと手伝うことができたんじゃなかろうか?

 

それだけ子どもたちを大切に思い、子育てに気力も体力も使い果たしたのだと思います。

だから、孫の時代には子に対する責任の一切はその親が持つべき!

そういう確信と状況にまでしておこうという意思の現れだったのだと思えるのです。

 

 

当時、妻の父母はすでに亡く、おそらく心細かったのかもしれません。

夫の方は、母だけ健在ですが数百キロ離れて暮らしていたものですから…

 

夫も子育てに参加していたつもりではありますが、やはり子を産み、育てる母親の苦労は父親にはわからない部分もあるのかと…

 

それが、くそジジイの後悔です。

どうしようもないことは分かっているけれど、しなくてもいい後悔を持ってしまうのも遺された配偶者としてありがちなことなのです。(詳しくは【Zero】ブログに書いてます…)

 

 

そうして今年、私たち夫婦の初孫が生まれました。

 

 

爺さんとしては、その遺言になってしまった彼女の決め事を代わりに実行することにしたのです。

(いつか、あの世で会えたらドヤ顔で「代わりにやっといたぞ♪」と云ったろうと強く思っております)

 

正直、満を持しておりました。

 

ここ数ヶ月、接してみると子と孫、やはり感じ方がちょっと違うんですね。

少し距離をおいて全体的に全方位から眺めるように客観的にも見られるようで、

これは妻亡きあと一通りの苦労をしてきた賜物か、はたまた妻のご加護か、それともあの決め事を聞いていたからなのかは分かりませんが。

 

続きはこのカテゴリーで!

ここは「ばあちゃん」の言い遺したことを果たしたい爺さんの日誌カテゴリーのようなものです。

 

 

 

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